シンスプリントとは。治療経緯

私の同級生から連絡があり、(高校生の)娘がバトミントンの練習で足を痛め、病院で「シンスプリント」と診断されたけれども治療できるだろうかと相談がありました。正直、初めて聞く病名で肉離れに近いのなら治療できるよと答えました。来院して歩くのは大丈夫なのですが、走ったり、ジャンプしたり、体重をかけると痛みが出るし、患部の触れませんでした。
身体を支える腰椎1番、脛骨の内側に関連している腰椎4番と走る、跳ねるに関連する腰椎5番を施術し稼働性を付けました。かなり痛みは軽減され、最後に患部に気功の気を通すと痛みがなくなりました。ほんと良かったです。
今年は残念ながら県予選がなくなりましたが、来年はインターハイ目指して頑張ってほしいと思っています。

折角なのでシンスプリントのことを調べてみました。
シンスプリントとは、運動時または運動後に脛骨内側に慢性的な痛みや圧痛を認める疾患で、硬い路面でのランニングや足関節底屈筋(ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋)の過負荷や立脚期(足を地面についた時)の足部の異常回旋が原因と考えられています。
その歴史は古く、脛骨内側ストレス症候群( Medial tibi al stress syndrome :MTSS)として30年以上前からその病態の研究が行われているようです。